「いつも有難うございます」
春彼岸会に向けて、いつも穏やかな心で接してくださる仏さまに感謝の気持ちを込めて清掃させていただきました。
仏具のほとんどは金属製。そのため、仏具を洗う時には、「磨き」ます。仏さまへのお敬いの気持ちを込めて、「御」をつけ、「御磨き」(おみがき)。お寺やその本堂を清掃するときに、「おみがき」という言葉を使う所以はそこにあります。
仏具を磨き、本堂の床を拭き、境内の草を抜き…その中で、色々な思いが巡るものです。感謝の気持ち、淋しい思い、安堵の気持ち…どれも人としての大切な感情です。
例年のように多くのご門徒様に集まっていただくということは叶いませんでしたが、日常では行き届かない所を、できる範囲で綺麗にさせていただきました。
コロナウイルスの影響で、例年のようにフル日程での法座を開催することはできていませんが、今できる形で継続できるよう目指しています。
今週は、いよいよ春彼岸会の法座です。コロナ渦だからこその悩み、不安を持ち寄りながらの読経・お聴聞になると思います。体調や仕事等に影響しない範囲で、どなた様でもそれぞれにお参りくださいませ。
2021年 春彼岸会の詳細についてはこちらをご覧ください。
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